maruo's blog スタッフブログ
『 家を建てるためには・・・ 』資金についてのお話。
2018.10.05
『 岸原建築日記 』・・・住宅ローンとは。
家を建てる方は資金をどうするか!
という避けては通れない問題があります。
自己資金で建築という人もいれば
親に資金援助してもらったという人もいます。
ほとんどの若くして家を建てようとする人は
住宅ローンを組んで資金調達しています。
今回は住宅ローンの中でも金利のお話をさせていただきます
前回の営業部ブログで金利の変動でいかに
返済額の増減があったことをお伝えしています!
どこの金融機関でも住宅ローンを借りるときは
金利プランを決める必要があります
①長期固定金利
②期間限定固定金利
③変動金利
今回は変動金利の説明を個人的な見解からいたします
銀行融資担当者は『今は0.525%の最低金利で安いです!』
と聞きます。確かに毎月の返済額を少しでも抑えることが
できるのは変動金利かもしれません・・・
家賃並みの返済額で自分も無理せず家が買えるかも!と
思わせてくれるのも変動金利の魅力かもしれません。
景気が悪いこの時期は金利もすぐに上がらないだろう、と
思うのも仕方ないかもしれません。
ただ私が家を建てた8年前は変動金利も1.3%くらいでした
この数年間でここまで下がったのですから、
その逆もありえることは想定できます。
変動金利で借りておいて、金利が上がってきたら
固定に借り替えたら大丈夫だ!という意見も聞きます。
その時期には変動も固定も全体が均等に上がっていて
得をするということは一般的には考えられません。
変動金利には5年リスクという落とし穴があります。
銀行にもよりますが5年間は金利に変動があっても
返済額が変わらないという決まりがあります。
もし5年の間にかなりの金利上昇があり返済額に
上乗せされるのは6年目からの5年間です。
昔の金利上昇期にこの5年リスクで元金が減っていかない
という事象がニュースになった事があったようです。
景気低迷のこの時期で金利が史上最低な時こそ
固定金利の安心を選ぶというのがお客様の立場になって提案
させていただくのがファイナンシャルプランナーであれば定石です。
ここまで変動金利のリスクだけ書いてきましたが
変動金利に向いている方もいるのは事実です。
①10年くらいの短期で返済を考えている方
②1500万くらいのローンで無理ない返済額を設定されている方
③金利上昇でも繰上げで自己資金返済できる方
住宅ローンは金利どうあれ無理のない返済計画で
家づくりを進めていく事が重要です!
借りられる金額ではなく、無理なく返していける事を
前提に計画してくれる営業担当に相談しましょう!
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writer この記事を書いたスタッフ
丸尾建築