column 暮らしのコラム
暮らしの豆知識
賢い土地の探し方
1.敷地内に上水道が入っているか?
口径は13㎜?20㎜?
敷地内に上水道が入ってないと土地を買った後に前面道路を掘削して水道の引込工事をしないといけません。道路が国道や県道ですと道路の舗装工事なども高額になります。水道引込工事は申請費も含めて50万~100万ぐらい掛かりますので、注意が必要です。
また口径が13㎜ですは水圧が弱い地区または栓数制限のある地区であれば20㎜に変更しないといけない場合が有ります。
2.下水は通っているか?
下水が通っていない場合、受益者負担金という費用が発生する場合があります。市や町によって費用は変わってきますので上水道のみならず、下水道も必ず確認しましょう。
3.オール電化ではなく、ガスを希望する方もいらっしゃいます。
その場合は都市ガスが入っているかどうかもチェックしましょう。入っていなくても前面道路に都市ガスが通っているかどうかもチェックする必要があります。全面道路に入っていれば費用は少なく引き込めるかも知れませんが、そうでなければ都市ガスを引き込むのにかなり費用が掛かるかも知れません。
4.接道について。
購入しようとしている土地に道路が2m以上接道しているか?
建築基準法では幅員4m以上の道路に2m以上に接していなければならないという接道義務が有ります。道路幅が4mなければセットバックといって、道路の中心から2mまでの間には構造物は禁止となっております。
5.市街化区域か市街化調整区域をチェックする。
市街化調整区域では基本的には家が建たない。市街化調整区域は文字通り街並みになるのを調整する地域、つまり田や畑をしなさいという地域ですので、その土地で建築可能な方以外は市街化調整区域は買ってはいけません。
6.用途地域は住居系か?商業系か?工業系か?
商業系地域では突然、隣にマンションやパチンコ店ができたり、工業系では工場が出来たりします。
7.敷地が山裾などの崖地ではないか?
以前に山裾にある土地を購入されて擁壁代に980万も掛かったお客様がいます。土砂崩れ防止のため、かなり高額な費用が掛かりますので注意が必要です。
8.境界杭が入っているか?
お隣の方の敷地との境界が明白でない場合、土地購入後にトラブルになる可能性が有ります。必ず境界ポイントが入っているかを確認しましょう。
9.測量図は有るか?
地積測量図が無い土地は注意が必要です。
地籍測量図が有っても公の地図、つまり公図と形状は同じかをチェックしましょう。
10.土地、建物以外の資金計画や銀行融資の事前審査を受けているのか?
土地、建物だけでなく、登記代や銀行の保証料や火災保険、土地の仲介手数料等の諸費用を含んだ資金計画は大丈夫か?
またその計画で銀行の融資の事前審査を受けて適合となっているか?
この10か条に適合して初めて土地の買い付けへ進める事が出来ます。
全てクリアー出来ないと土地契約後の後悔をする可能性が高いのでしっかり相談をしながら話を進めていただくことをお勧めします。
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