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着工戸数と今後の展望
2023.4.24
2020年の注文住宅の着工戸数は2019年と比較すると
新型コロナウイルス感染拡大により、マイナス9.6%の
26万1088戸でした。
2020年の4月から5月にかけて緊急事態宣言が発令され、
学校の休校や自粛要請されたのでマイナスは当然ですね。
2021年の注文住宅の着工戸数は、
コロナ過による疲労と、
狭いハイツから解放されたいという心理が働き、
新築の需要が増えて、前年対比9.4%増の
28万5000戸を超えました。
2022年の注文住宅の着工戸数は
25万3287戸で、
逆に前年対比11.3%のマイナスと
2桁の大きなマイナスになりました。
世界的にコロナが落ち着いてきたのに
何故、2桁も大幅に着工数が減ったのでしょうか?
その原因は、コロナ過による
ウッドショックや、ロシアのウクライナ侵攻、
エネルギー価格の高騰、円安による住宅価格の上昇です。
日本は資材を輸入に頼っているため、
今も上がり続けて、下がる気配はありません。
住宅価格が下がるのを待っていても
まず一度上がった資材価格は、ほぼ下がる事はありませんので、
夢のマイホームは今が建て時かも知れません。
家を建てなくても高額な家賃は払い続けないといけませんので、
今がマイホームを手に入れるチャンスかも。
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