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犬と家②
2023.4.26
こんにちは。
前回より、
「犬を飼いはじめてから家をこんな風にしておけばよかった。」
と後悔した点について紹介しております。
引き続いて、2点目は「ゾーニング」です。
犬のケージは家の中心となる
「リビング」などに設置し、
「寝床」、「トイレ」、
「飼い主と犬の共有空間」の3つを分けてあげましょう。
家の中は彼らにとっての縄張りとなるため、玄関などに設置すると、外部からの音や衝撃などに対して過剰に反応しやすくなり、犬が常に気を張った状態になります。
彼らはそれらの外敵に対して対処することが出来ません。
結果、「こっちへ来て」と飼い主を呼び続ける、吠え続けることになります。
そのため、彼らの活動範囲を「リビング」など家の中心となる部屋に設定しましょう。
しかし、リビングの中でも、音や熱の影響を受ける窓やドア付近、人の動線上に設置してはいけません。
また、「寝床」や「トイレ」といった彼ら専用の居場所を整えることも必要です。
愛犬が落ち着いてくつろげる場所を設けてあげることで、彼らとの程よい距離感が保つことが可能となります。
過剰なストレスを与えないよう、彼らの領域を「家」でなくケージ内(自分の部屋)として認識させるのです。
また、彼らとの境界を明確にしないと、どこへでも行きます。
先日、父の布団に忍び込み粗相をして叱られていました。
他には、小さなお子様がいる家庭なども犬にしっかり居場所を教えておけば不安を取り除くことができます。
さらに、抜け毛などの衛生面を考えても、居場所を設定することでストレスを軽減できます。
具体的に空間を考えると、日当たりのいいインナーテラスやリビングの一角に 土間を設けるなど、しっかりと区分けすることが有効であるように思います。
間取りを検討する際に、ぜひ参考にしてください。
また、小さなケージに長時間 慣れさせておくことも重要です。
事故やトラブルを未然に防ぎ、動物病院などの不馴れな場所で生活する際、不安にならぬよう対応することが出来ます。
また、ケージの中でもトイレトレーニングに失敗しないよう、「寝床」と「トイレ」を明確に分けてあげることです。
子犬の頃から「寝床」と「トイレ」が一緒になってしまっている犬はどこで排泄していいかわからずトイレトレーニングにも失敗する確率が高まります。
以上、営業設計部の奧でした。
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writer この記事を書いたスタッフ
丸尾建築