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ニッチの種類とメリットデメリットについて

2023.6.15

皆様

こんにちは、現場監督の竹内です。

今回は弊社でも、よく採用させて頂いている、ニッチについて、そもそもニッチとはなに?というテーマで監督目線で書かせて頂きます(^^)/

ニッチ=niche と書き、さかのぼるは、古代ローマ時代にキリスト教建築で盛んに用いられた、壁に設けられた窪みの事だそうです。

別の名を壁龕(へきがん)と言うそうです。

 

 

なんとなく、壁の窪みである事は分かっていましたが、まさか古代ローマ時代からの建築用語だとは知りませんでした( ゚Д゚)

 

では、実際の私たちがご提案させて頂いているニッチには何種類かあります。

まず代表的な物として、飾り棚用途が多く、その他、リモコン(スイッチ)ニッチ、マガジンニッチ、スパイスニッチ、お掃除用具用ニッチ等々色々なニッチが存在します。

ただニッチと言っても、形や深さ、下台の種類、アイアンバー付など、多種多様で一つと言って同じ物はありません。

これは、注文建築ならではとも言えます。生活の癒しになったり、生活する上で使い勝手が向上したり、空いた空間を有効活用できるなどのメリットがあります。

 

メリットがあるという事はやはりデメリットもあります( ;∀;)

やはり窪んでいるので、埃が溜まりやすくもなります。どうしても飾りを置いてしまったら、なかなか動かさない事が多いので、たまにはお掃除が必要となります。

他には、例えばマガジンニッチを付けた場合、モデルハウスのようなおしゃれな雑誌等を飾る予定が、実際生活しだすと、思ってもみない子供の絵本等を飾ることになり、かえって生活感が出てしまった等です。(最初から絵本を飾る場合も全然ありますので(>_<))

なので、ニッチ検討の際は、その辺りも考慮の上、ご検討頂ければと思います(*^^)v

 

あとこれは施工的な話も絡んできますが、耐力壁や筋交い、断熱材が充填されている所にはニッチは付ける事が出来ません。最初から分かっていれば避ける事も可能ですが、あくまでも構造体優先で、位置を決める必要が出てきます。

また、壁厚がニッチ背面は薄くなるので、ビス等をねじ込んだ際に、後ろに貫通する場合があるので、ご注意ください( ゚Д゚)

 

今後も監督目線で、情報発信させて頂きます(^^)/

 

監督の竹内でした☆

 

 

writer この記事を書いたスタッフ

竹内 勝彦

工務部

竹内 勝彦 TAKEUCHI KATSUHIKO

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