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天然芝のお手入れガイド ~初心者でもできる美しい芝生の育て方~

2024.9.20

こんにちは!

9月も中旬になりなしたが、日中はまだまだ残暑が厳しいですね…

 

 

今回は、庭や公園でよく見かける「天然芝」の手入れ方法についてお話ししたいと思います。美しい芝生は庭の景観をぐっと引き締め、リラックスできるスペースを提供してくれます。しかし、手入れを怠ると雑草や病気に悩まされ、理想の芝生からは程遠くなってしまいます。

 

でも大丈夫!基本的なポイントを押さえれば、初心者の方でも健康で美しい芝生を保つことができます。さっそく、お手入れのポイントを見ていきましょう。

 

 1. 芝刈りのタイミングとコツ

芝生の健康を保つためには、定期的な芝刈りが必要です。理想的な芝刈りのタイミングは、以下のポイントを参考にしましょう。

芝刈りの頻度

芝生の種類や気候によりますが、春から秋にかけては2週間に1回程度の芝刈りが理想です。特に成長期には芝が早く伸びるので、週1回のペースで刈ると良いでしょう。冬は成長が遅くなるので、月1回程度で十分です。

刈高の目安

芝の種類によって適切な刈高は異なりますが、一般的には2.5〜4cmが目安です。あまり短く刈りすぎると、根が弱って病気にかかりやすくなるので注意しましょう。

芝刈りのコツ

  • 刈るときは刃をよく研いだ芝刈り機を使うこと。刃が鈍いと芝の先端が傷つき、病気の原因になることがあります。
  • 一度に全てを刈り取るのではなく、2回に分けて異なる方向から刈ると、芝の高さが均一になり、見た目も美しく仕上がります。

 2. 水やりのポイント

水やりは芝生を健康に保つために欠かせません。しかし、適量を守らないと根が浅くなったり、病気の原因になることもあります。

水やりのタイミング

朝早くか夕方、太陽が強くない時間帯に行いましょう。日中に水を与えると、蒸発が早く根に十分な水分が行き渡らず、逆効果です。

量と頻度

芝生の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。週に1〜2回、20〜30分間しっかり水やりするのが理想です。短時間に何度も水をやると根が浅くなり、乾燥や病気に弱くなります。

 

3. 肥料の与え方

芝生が元気に成長するためには、定期的な肥料の施しも必要です。肥料は主に春と秋に与えると効果的です。

春の肥料

芝生が成長を始める前の3月~5月頃に、窒素を多く含む肥料を与えます。成長を促し、健康な芝生を育てるために重要です。

秋の肥料

芝生が冬を越す準備を始める9月~10月頃に、リンやカリウムを多く含む肥料を与えましょう。これにより根をしっかり張らせ、冬に向けての耐寒性を高めます。

肥料の与え方

  • 肥料は均一にまくことが大切です。特に粒状の肥料は肥料散布器を使ってまくとムラがなくなります。
  • 肥料をまいた後は、必ずたっぷりと水をやることで、肥料の成分がしっかり土に浸透します。

 4. 雑草と病害虫の対策

芝生には雑草や病害虫がつきものです。放っておくと芝生が弱り、景観も悪くなるので、早めの対策が必要です。

雑草対策

雑草は見つけ次第手で引き抜きましょう。特に根からしっかり抜くことが重要です。また、除草剤を使う場合は、芝生に適したものを選びましょう。

病害虫対策

芝生に斑点や変色が見られる場合は、病気の可能性があります。殺菌剤を使って早めに対処しましょう。害虫には殺虫剤を使用することも検討しますが、自然環境に配慮した駆除方法も選択肢に入れると良いでしょう。

 5. エアレーションで根を強くする

エアレーション(通気)は、芝生の根に酸素を供給し、成長を促す大切な作業です。年間を通して2回程度、春と秋に行いましょう。芝生に穴を開けて土壌を柔らかくし、根が呼吸しやすい環境を作ります。

エアレーションの方法

エアレーションツールや専用の機械を使って、芝生に約5〜10cmの深さで穴を開けます。その後、**目土(めつち)**を薄く撒いて水を与えましょう。

 6. 冬の管理

冬の間は芝生の成長が止まるので、管理も簡単になりますが、踏み固められたり、乾燥がひどくならないよう注意しましょう。

冬の水やり

冬でも乾燥が激しい日は少量の水をやることが必要です。降雪がある地域では、雪がクッションになり、芝生を守ってくれますが、踏み固めないように注意しましょう。

冬越しの準備

秋にしっかりとした肥料を与えておくことが、冬の間の健康維持に役立ちます。冬越しの準備を怠らないようにしましょう。

 

以上が、天然芝のお手入れに関する基本的なポイントです。芝生の手入れは少し手間がかかりますが、きれいな芝生を保つためには欠かせません。しっかり手入れをして、緑豊かな芝生を楽しんでくださいね!

 

 

以上、営業設計課の丸尾恭平でした。

 

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writer この記事を書いたスタッフ

丸尾 恭平

営業設計部

丸尾 恭平 MARUO KYOHEI

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