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家づくりのポイント、 使い勝手のよいお家にするには、室内ドアの選びから。 引き戸が便利?開き戸が便利?
2019.4.06
街なかモデルハウス・姫路展示場で、
“実際の暮らし”をイメージしたお家で、
ご家族と一緒に家づくりのお話ししませんか?
家づくりのポイント、
使い勝手のよいお家にするには、室内ドアの選びから。
引き戸が便利?開き戸が便利?
お家の間取りを決めるときに
何気なく見ているお部屋のドア。
何気なく、引き戸、開き戸を決めていませんか?
毎日開け閉めするドアなので、
使いやすく、その場所にあった、
住む人の暮らしにあった仕様に
していきたいですよね。
そこで、引き戸とドアのメリットと
デメリットを見ながら、
どこにどんな扉を付ければ良いのかのお話しです。
★引き戸のメリット
最近では,「引き戸」派の方が多くいらっしゃいます。
引き戸は開けっ放しにできるので
引き戸を上手に使うことで、
1つの大きな空間にすることも。
そうすることで、視線も抜けて、
視覚的にも広く感じます。
また、個室として使用したいときは、
引き戸を閉め切ると個室としてなど、
風を通したいなど
開き具合で調整することができるのがメリットです。
閉めているとき
開けているとき
リビング+和室の間取りの場合は、引き戸が効果的です。
■引き戸のデメリット
戸を引き込むスペースが必要になるので、
設置できる場所が限られてしまいます。
そのため、コンセントやスイッチなどの設置が
出来なくなるので、あらかじめ引き戸として
設計してもらう必要があります。
また、気密性はドアの方が上回ります。
★開き戸のメリット
開き戸は引き戸よりも気密性が高くなるので、
音漏れが気になる場合や、暑さや寒さ対策にもなります。
例えば、冬場の寒い玄関とエアコンをつけているリビングを
仕切るドアのばあいは、開き戸のほうが有効です。
また、ドアはどこにでも付けやすいので、
間取りを選ばないのもメリットです。
色など豊富で、お家のアクセントに。
ガラスや取っ手の素材にもこだわりれるのもメリット
■開き戸のデメリット
人がよく通る場所には、
ドアはあまり向かないということ。
ドアの開け閉めのさいには、
そのスペースが必要になるので、
人がよく通る場所だと、気付かずにドアを開けると、
人にぶつけてしまう可能性が出てきます。
階段の登り口や降り口にドアがあるのは危険ですね。
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こちらは姫路展示場の
キッチン→パントリー→洗面スペース→廊下の
回遊動線のドアの写真です。
分かりにくいですが、
「引き込み戸」を採用することで、
限られたスペースを有効活用した例です。
※引き込み戸とは、壁のなかに扉を納める引き戸です。
壁のなかに扉をしまい込むと通路も広く取れ、
閉めたいときは、小さな取っ手があるので便利です。
実際に暮らし始めて、
「ここは引き戸がよかったかも・・」などと、
後悔しないために。
使い勝手がいいお家にするためにも
間取りとドアの関係を考えてみませんか?
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writer この記事を書いたスタッフ
丸尾建築