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無垢材の手入れについて

2023.1.31

床材は無垢材(木材そのまま)と建材(ベニヤ板にシートや薄い板をはりつけたもの)があります。

無垢材の特徴は調湿効果があること、見た目の質感などですが、お問い合わせいただく内容で

多いのがメンテナンス内容についてです。題名にもありますが、補修できるの?

手入れは大変じゃないのか?等、無垢材はどうしても手がかかるイメージがあります。

実はそんなに大変ではありません。それでは補修の方法をお伝えしたいと思います。

 

床材は物を落としたり、常に足で触れている場所ですので傷、汚れが付きやすくなります。

まず傷がついた場合の補修方法です。無垢材で尚且つ浸透系の塗料の場合は1~2㎜の

凹みであれば水を含ませたタオルを充てて数分放置いただくと膨れて傷は目立たなくなります。

もう少し深い傷になれば、濡れたタオルにアイロンを注意しながらあてると

こちらも目立たなくなります。更に深い傷になると補修用のパテで埋める作業が必要になります。

日常のお手入れは建材の床と変わらず、掃除機をあてていただくのみで大丈夫です。

特に水拭きや定期的な塗装などは必要ありません。但し、2~3年に1度ワックス等

かけていただけるとよりキレイな状態を維持できます。

ちなみに建材の床は補修やお手入れがしやすいイメージかもしれませんがそうではありません。

モノを落として凹んでしまった場合、無垢材のように呼吸をする材料ではありませんので

膨れて戻ってきません。浅い傷でもパテでの補修が必要になります。また長時間紫外線に

当たることで表面のシートがめくれてくることがあります。そうなると補修では

難しいので張替、もしくは重ねて上から貼ることになります。お掃除は掃除機で大丈夫で

こちらも水拭き等は必要ありません。どちらの素材でもメンテナンス、お手入れは必要ですが、

長期で考えた時には無垢材はメンテナンス性が高い材料だと言えます。

新しい住まいづくりの際には是非無垢材の床をご検討ください!

営業設計部の富井でした。

 

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