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設計上のテレビの考え方!

2024.10.01

こんにちは!  家の設計の中でTVの配置は いつもポイントになりますが、時代とともに

レイアウトにかなり変化がありました。

 

私が住宅設計の仕事を始めた20年前は 写真のような 奥行きのあるテレビから 薄型TVに移行する過渡期でした

リビングのTV配置は リビングのコーナーに配置することが多くサイズもコンパクトだったため、 あまりTVの

配置を強く意識しながら設計をすることは少なかったように感じます。

 

      

 

今から15年から10年前くらいの間に 薄型TV  特に40~50 インチ程度の やや大きめのサイズになり

壁掛けスタイルも増えてきました。

このころからTVの配置をかなり意識しながらの設計となってきました。

 

 

さらに近年では  プロジェクターや  天井の照明から 部屋の壁面に画像を投影したりTVのサイズもさらに大型化するなど

多様化してきています。

 

その一方で TVを見ない ケースも増えており  タブレットなどで 個々で楽しむご家庭も増えてます。

家族団らんで 大きな画面のTVを見るスタイル の設計と  個々で楽しむ場合の設計も

ご提案が多少変わり  個々で楽しむ場合    個人の居場所を近すぎなく 遠くもない範囲で  いくつか設けるなどの工夫  も必要かもしれません!

 

いつも感じることですが、 時代の流れで 家電の考え方や、 ご家族の成長に合わせ 必要なものも

変化していきます。  新築当時に基準を合わせ 作りこんでしまうと  後での変化に 対応しにくくなることも

想定されます。   ある程度 フリースペースなど の余白を残すことで  その時々で用途を変える計画にしたり

仕切りもできるだけ少なくすることで 、可変性のある将来を見据えた計画にすることが理想的だと思います。

 

最近は SNS 等で  パントリー・ シューズクローゼット・ヌック・ランドリー室・ファミリークローゼットなど

が流行っており ご要望も多いのですが、 あまり部屋を細切れにしてしまうと、将来への可変性が 少し劣ってしまう可能性が出てきます

すべてあったら便利なスペースではありますが、 本当に必要かをしっかり検討し 兼用 して 利用できるものは兼用することで

間仕切りを少なく計画し、 可変性のある設計につながると思います。

 

営業設計部  佐々木でした!!!

 

 

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writer この記事を書いたスタッフ

佐々木 岳吉

営業設計部

佐々木 岳吉 SASAKI TAKAYOSHI

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