column 暮らしのコラム
家づくりの知識
注文住宅を建てる~外観の決め方~
外観はお家の顔
外観はお家の顔です。それくらい周りからの印象に関わることなので大事に考えてないといけない部分です。
まず自分の好きなタイプを知る事がとても大事です。
そのためには【画像検索】をしてどんな建物があるのかを見ていきましょう。
おすすめの検索ツール(Google・Pinterst・Instagram)
おすすめのツールとしては
- Google グーグル
言わずも知れた検索ツール数多くの画像が出てくるので
- Pinterest ピンタレスト
画像に特化した検索ツールでおしゃれな画像が多く出てきます。検索後の表示も見やすく自分自身、一番画像検索で使うツールです。
- Instagram インスタグラム
こちらも言わずも知れた画像中心のSNS。企業も力を入れて投稿している事が多いのと個人の方も家づくり用のアカウントなどを作って投稿されている方もいらっしゃるのでおしゃれな画像が集まりやすいというツールがあります。
昔だと家系の雑誌を買って見るという方法ぐらいしか無かったのですが今は本当に便利になりましたね。
あとはこの検索ツールをうまく使いこなす必要があります。具体的には 検索ワードの選び方 が重要になります。いくら検索をかけてもなかなかイメージのものが出てこないなんてことにならないよう、ある程度家づくりで使う言葉を知っておかないといけません。インスタの投稿のハッシュタグなどを見ていくとそのあたりのキーワードがわかりやすいかと思います。
家族の方とのすり合わせが重要
画像検索をしてイメージができてきたら、次に家族とイメージのすり合わせをしてください。自分だけで決めるのは絶対にダメです。家は一人で住む方もいらっしゃいますが複数の人で住む事がほとんどです。みんなのものなんですよね。だから家族で意見を出し合ってしっかり話し合って決めていくことがとても大事だと思います。旦那さんの意見と奥さんの意見の間を取るということがよくあったりするのですがこれはあまりおすすめできません。なぜなら中途半端なものになりやすいからです。旦那さんだったら旦那さん奥さんだったら奥さん経験上、誰かの意見1つで作っていく方が良い外観になります。
間取りが決まってしまったら外観は変えにくい
あと注意してほしい点としては、設計をしていく時に外観を作ってから間取りを作るという順番で図面を描き起こしていく事が多いです。何が言いたいかというと
間取りが決まってしまったら外観は変えにくいという事です。
間取りを考える事は注文住宅の楽しみであり一番の醍醐味ではあるのですが間取りを自分たちで作り込みてしまうと外観が思った通りにならないというケースをたくさん見てきました。ですので間取りは要素だけ考えておくという方がいいかと思います。
例えばランドリールームが欲しいとか、キッチンから水回りの動線はつながっている方がいいとかそういう要素だけを持っておいて外観が決まった後にその要素をはめこんでいくというやり方にすると比較的スムーズに、間取りも決まっていくかと思います。
外観の要因を決める大きな要因とは、
外観の印象を決める大きな要因の一つが【外壁の素材】多種多様のものがあり、家の価格を大きく左右するものです。それを簡単に紹介します。
外壁の素材の種類(サイディング・塗り壁・タイル)
①サイディング
近年の住宅の多くはこのサイディングというものが採用されています。
窯業系というセメントと繊維質を混ぜ合わせた板状のものと
金属系という2種類があり、主に窯業系が多く使われています。
他の素材と比べると安価でデザインも豊富ですがメンテナンスが多く必要になってきます。
②塗り壁
当社でも採用されている塗り壁ですが、サイディングと比べると
メンテナンスの回数が少なくすみますがデザインの幅が限られてきます。
③タイル
外壁で価格が高くなるのがこのタイルです。重厚感のあるデザインにしたい場合多く使われ、メンテナンスも非常に少なくすむのが特徴です。
他にもいろいろなものがありますが大きくカテゴリーを分けるとこの3つになります。
家のデザインを検索するときにこの外壁の種類を検索ワードに入れるとイメージがしやすいかと思います。
いかがでしたでしょうか?
外観もいろいろな要素が噛み合って出来上がります。総合的に考えないといけない部分もありますが、まず自分が好きなイメージを探して家族としっかり話し合いをして素敵な外観のお家にしてください。
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