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お金のこと
住宅ローンの選び方~住宅ローンの本審査とは
住宅ローン審査の流れ
住宅ローン審査の流れとしては、まず事前審査を受け、プラン確定し工事請負契約を締結後に本審査へと進んでいきます。プランをお願いする前にいくら借入ができるかを調べるために、事前審査を行います。いくら融資が可能なのかが分からないまま、プランの打ち合わせをするのは不安ですよね。ですからプランニングを依頼する前に土地、建物、登記代、金融機関の保証料や火災保険、土地の仲介手数料などの諸費用を算出してもらい、事前審査を受けて頂くようにお勧めします。
事前審査を行うには?
一般的に事前審査を行うためには、最新の源泉徴収票と保険証、運転免許証が必要となります。会社員の場合、一般の金融機関では通常勤続年数は1年あれば大丈夫とされますが、住宅支援機構が運営するフラット35は、転職したばかりの方でも、お給料明細があれば事前審査を受けて頂く事は出来ます。
また借入額が希望通りにならない場合は、奥様がアルバイトやパート勤務されていた場合、収入合算も出来て借入額を増やす事も出来ます。マイナス金利が継続している間に固定金利で住宅ローンを組まれるのを推奨されていますが、固定金利か変動金利かは将来の事も考えてご夫婦間でしっかり考えて下さい。
本審査について
さて本題の本審査についてお話させて頂きます。事前審査はあくまでも源泉徴収票からいくら借入が可能かを審査するものですが、本審査は実際に融資を受ける金額を確定して審査を進めるため、建物の配置図、平面図、立面図と工事請負契約が必要になります。
土地から購入する場合
土地から購入する場合、土地の契約書と重要事項説明書が必要になります。つまり金融機関の保証協会がお客様の建てる土地と建物を担保にとって希望金額の融資が適切かどうかを調査するのです。
事前審査で予め適合で返答がある場合は殆ど本審査も適合になります。ただし事前審査の時より本審査の金額が高い場合、事前審査からやり直しになるため、事前審査は少し多めの金額で審査を通して、本審査で減額するようにした方がスムーズに運びます。
また事前審査で適合した後、本審査までに家賃の未払いや、携帯電話の通話料を滞納すると本審査で不適合になる場合がありますのでご注意ください。