column 暮らしのコラム
暮らしの豆知識
加古川はどんな町?子育て支援やおすすめスポットをご紹介
加古川市は、兵庫県南部の播磨灘に面しており、市名の由来となっている河川「加古川」が市内を流れており、豊かな自然に囲まれた地域です。
今回は歴史と現代の活気が調和した魅力に溢れた加古川市の子育て支援やおでかけスポットをご紹介いたします。
加古川市周辺で家づくりを検討している方や注文住宅を建てたいけどなかなか地域が決められないという方の参考になるよう町の魅力を紹介していきます。
ぜひ参考にしてください。
加古川市はどんな町?
加古川は美しい自然、歴史的な建築物、地元の特産品を活かした美味しい料理が魅力的な町です。
市名の由来となっている清流の『加古川』での川遊びや四季折々の風景が楽しめ、親しみやすい地元の人々との交流も魅力の一つといえます。
歴史と現代の活気が調和し、アウトドアアクティビティや観光が楽しめる素晴らしい地域です。
加古川市の人口
加古川市の人口は、1980年から2005年までは増加していましたが、その後は横ばい傾向が続いています。
現在加古川の年少人口(0~14歳)は約3万2,000人です(2022年10月時点)。
年齢別では全国的な傾向と同じく、高齢者人口(65歳以上)が増加し、年少人口(0~14歳)や生産年齢人口(15~64歳)はゆるやかに減少しています。
交通の利便性・アクセスのしやすさ
加古川市の公共交通機関は東西にJR山陽本線と山陽電鉄本線、南北にJR加古川線が走っています。
鉄道駅はJR山陽本線の加古川駅・東加古川駅、山陽電鉄本線の別府駅・浜の宮駅・尾上の松駅、JR加古川線の日岡駅・神野駅・厄神駅の8駅があります。
加古川駅は新快速発着駅となっているため、神戸・大阪方面へアクセスのしやすくなっています。
加古川市は子育てしやすい町?
加古川市の保育施設数は以下の通りとなっています(2022年10月03日時点)。
- 認可保育所16園
- 認定こども園(31園+分園2園)
- 小規模保育事業19園
- 事業所内保育事業6園
地域型保育所事業所の新設や既存園の定員変更により、定員は昨年と比較して113名増加しました。
その結果、2021年4月1日時点の保育所等利用待機児童数は16人で、前年度よりも45人減少しました。
この結果から、市としても待機児童数の減少に前向きに取り組んでいることが分かります。
加古川市の市立幼稚園は2022年10月時点で16園。幼稚園によっては3歳児から受け入れ可能です。
ここからは加古川市の子育て支援情報のうち、主なものを5つご紹介します。
ご紹介する内容から今後変更になる可能性もありますので、最新情報は加古川市の公式ホームページを確認ください。
加古川の子育て支援について
- 乳幼児等医療費助成
対象者:0歳児から小学3年生まで(所得制限なし)
自己負担金:通院・入院ともに無料
乳幼児期の子どもたちは、風邪をひきやすく、病院にお世話になる機会が多いです。その他にも「ちょっと目が赤いな…」「虫歯は大丈夫かな」「耳垢がたまっているかも…」と、子どもたちの身体について気になることはたくさん出てくるもの。
そのようなときに、所得制限なく、通院が無料になる乳幼児等医療費助成制度は非常にありがたいです。
子どもの身体の状態をいつでも相談できるかかりつけ医を持つことは、子育て中の安心につながります。
- こども医療費助成
対象者:小学4年生から18歳まで(所得制限なし)
自己負担金:通院・入院ともに無料
乳幼児期を過ぎても、子育てをしていると頻繁に医療機関にお世話になります。
加古川市では2022年7月1日以降から、小学4年生以降も無料で医療を受けられるようになりました。
お子様が成長するにつれ乳幼児期のように風邪をひくことは減りますが、その反面活動量が増えて整形外科などにお世話になる機会が増えてきます。
18歳まで所得制限なしで医療機関を受診できるので、大変心強いです。
- 子育てプラザの設置
加古川市には主に就学前の子どもたちが安心して遊べる子育てプラザが2ヶ所あります。
加古川駅南子育てプラザと、東加古川子育てプラザです。
どちらの施設も、室内の遊び場に木製遊具や絵本、珍しいおもちゃなどがあり、自由に遊べます。
職員さんが常駐しているので、子育てに悩んだときなどにはいつでも相談できます。
子育てプラザでは、各種お楽しみ会、赤ちゃん広場・身長体重測定等なども開催されています。
- 市内すべての中学校で給食が提供
加古川市では2015年に中学校給食の実施が決定され、給食センターを設立。
2021年9月3日からは、市内12の市立中学校で給食が完全実施されました。
食べ盛りの中学生のお弁当を毎日作るのは楽しくも少し大変なもの。
完全給食・全員喫食の中学校給食は非常にありがたいです。
- 市内に約1500台の見守りカメラを設置
加古川市では、小学校の通学路や学校周辺を中心に見守りカメラが設置されています。
見守りカメラには「ビーコンタグ(BLEタグ)検知器」が内蔵されていて、子どもにビーコンタグを持たせておくと、位置情報履歴を保護者に通知することができます。
市内の小学校入学式では「ビーコンタグ」が配られます。
設定したメールアドレスに毎日「〇〇小学校南門を通過しました」「〇〇交差点を通過しました」とメールが届くので、登下校時も安心して送り出すことができます。
加古川市のおでかけスポット
加古川市内では自然豊かな公園も多くあるので、休日に子どもとお出かけや気分転換にお散歩に気軽に行けます。
おすすめの公園をいくつかご紹介いたします。
日岡山公園
日岡山公園は、標高329メートルの山頂に位置し、自然と歴史が調和する素晴らしいスポットです。
山頂からは市街地や播磨灘が一望でき、四季折々の風景が楽しめます。
歩道や展望台が整備されており、ハイキングや散策が人気です。
園内には日岡神社や日岡城跡もあり、歴史的な要素も感じられます。
特に桜の季節には見事な花見が楽しめ、地元の住民や観光客が集まります。
日岡山公園は、自然と歴史が融合し、リラックスできる穏やかな空間を提供しています。
鶴林寺公園
鶴林寺公園は、静寂で美しい仏教寺院と庭園が共存する穏やかな場所です。
歴史ある鶴林寺は重要文化財で、美しい建造物や仏像が訪れる人々を魅了しています。
公園は四季折々の草花や枯山水の庭園が広がり、特に春には桜が満開となり、幻想的な風景を楽しめます。
また、本堂からは加古川市街地が一望できます。静謐な雰囲気と歴史的な価値が共存する鶴林寺公園は、訪れる人に癒しと感動を提供しています。
浜の宮公園
浜の宮公園は、海辺に広がる美しいリゾートエリアで、豊かな自然とアクティビティが楽しめる魅力的な場所です。
広大な公園には緑豊かな庭園や遊歩道があり、四季折々の花が咲き誇ります。
海岸線には砂浜が広がり、夏には海水浴や海辺でのピクニックが楽しめます。
園内にはレジャー施設や遊び場も充実し、家族連れや地元の住民が憩いや遊びを楽しむ場として親しまれています。
海風を感じながら自然に触れられる加古川浜の宮公園は、リフレッシュやレジャーに最適な場所となっています。
加古川河川敷緑地
加古川河川敷緑地は、加古川の美しい自然と広がる公共の緑地エリアです。
広大な河川敷には遊歩道が整備され、散歩やジョギングなどのアクティビティが楽しめます。
季節ごとに変化する風景が楽しまれ、桜の時期には花見が賑わいます。
また、公園内には遊び場や休憩スポットもあり、家族や地元の住民が集まります。
川のせせらぎを感じながらリラックスできる場所として、加古川河川敷緑地は地域社会に親しまれています。
志方東公園
志方東公園は、地域住民に愛される憩いの場。
広々とした芝生広場や遊具、バーベキュースペースがあり、家族や友達との楽しい時間を過ごせます。
桜並木や季節の花々が美しい風景を彩り、春には花見が楽しめます。
公園内には運動施設も整備され、スポーツや健康促進にも利用されています。
周辺には自然も豊かで、公園内からの眺望が素晴らしいです。
四季折々の風情とアクティビティが共存し、地元コミュニティに活気を与える加古川志方東公園は、穏やかな空間で市民の憩いの場となっています。
他にも加古川市の魅力を紹介
加古川の工場夜景
加古川の工場夜景は、幻想的で美しい光景が広がります。
多彩な色彩が輝く工場のライトが、暗闇に煌めき、川面に映る光景はまるで夢の中のよう。
産業の息吹とともに、都市の夜を彩り、独自の美学を醸し出しています。
工場の煙突から立ち昇る煙や、光の反射が幻想的な雰囲気を醸し出し、夜の風景に深みと迫力を与えています。
この工場夜景は、町の歴史や活力を感じさせ、訪れる者を感動させる魅力があります。
加古川の地場産業【靴下製造業】
加古川の地場産業で注目されるのは、靴下製造業です。
この地域は繊維産業が栄え、特に高品質な靴下が生産されています。
地元企業は熟練の職人たちが手がけ、伝統的な製法と最新技術を融合させています。
加古川の靴下は快適な履き心地と耐久性が特徴であり、地域の豊かな繊維産業の歴史とノウハウが反映されています。
地元産業への誇りと品質へのこだわりが、加古川の靴下を他に類を見ない魅力的な製品にしています。
加古川市でペットと暮らす
トリミング、ホテル、フードを提供する「brother dogs one life partner(ブラザードッグス・ワンライフパートナー)」はペットショップで20年勤務していた永井達也さんと、トリマー歴15年でトリミング件数1万6000件以上の経験があるという弟の智也さん兄弟が経営するお店。
犬の一生をケアできる場所を作りたいとオープンされたそうです。
店名の「one life partner」には、「one」は「一つ」「わんこ」を意味し、「life」は「生活」「命」という意味を込めて、「one life」を一緒にサポートするという思いが込められているそうです。
ホテルメニューは、1泊2日でレギュラールーム(3,300円)、VIPルーム(6,600円)を用意。トリミングメニューはシャンプーコース(2,750円~)、シャンプーカットコース(4,950円~)。シャンプーコースは、いずれも爪切り、耳掃除、肛門腺絞り、足裏、おなかバリカンなど充実。
炭酸泉スパや肉球ケア・歯磨き、パックなどのオプションメニューも提供。ドッグフードや物販も販売。ワンちゃんとお暮しになられている方は是非一度、お邪魔してみてはいかがでしょうか。
身近に安心してペットをあずけることをできる場所があるのはペットと一緒に暮らす上で不安が軽減されますね。
■「brother dogs one life partner(ブラザードッグス・ワンライフパートナー)」のアクセス情報
〒675-0066
兵庫県加古川市加古川町寺家町165
電話番号:079-453-5671
営業時間:9時30分~18時30分。
定休日:火曜定休
予約:完全予約制
地元のおすすめのお店
休日に美味しいランチを食べれるおすすめのお店を紹介します♪
- かつめし
加古川の名物料理である「かつめし」は、ご飯の上にカツや卵をトッピングし、特製の甘辛いソースで絡めたご当地グルメです。
サクサクとしたカツの食感と、ソースのコクと甘みが絶妙に調和し、食欲をそそる一品となっています。
地元の食材や伝統的な調理法を活かし、加古川ならではの味わいが楽しめます。
観光や地元の人々に親しまれ、地域の食文化を象徴するかつめしは、加古川を代表する美味しいご当地グルメの一つです。
加古川で「かつめし」を食べるなら〈Coffee House Rocky〉がおすすめ!
■Coffee House Rocky
加古川市野口町にある、1971年創業の老舗レストラン。
朝オープンすると同時に、次から次へとお客さんが来る、加古川の人気店とのこと。
定番メニューの「ビーフカツメシ(ロース)」が人気です。どこか懐かしさもあるデミグラスソースは、濃すぎず甘すぎず、酸味のバランスがとれた食べやすい味だそう。
数量限定の「牛ヘレカツメシ」や、「ポークカツメシ(ロース)」もおすすめです。
加古川でも、老舗、元祖などいろいろなかつめしの店がありますが、ここがランキング1位との口コミも。
Coffee House Rocky(コーヒーハウス ロッキー)
住所:兵庫県加古川市野口町水足22-2
加古川市で新築を建てるなら丸尾建築の住宅展示場へ
-
暮らしの豆知識
福崎町はどんな町?子育て支援とおすすめスポット...
more -
暮らしの豆知識
高砂市はどんな町?子育て支援とおすすめスポット...
more -
暮らしの豆知識
宍粟市はどんな町?子育て支援やおでかけスポット...
more