街に溶け込む、インナーガレージのある住まい　

姫路市　A様邸

周囲に溶け込むように風合いのある塗り壁で仕上げた外観。

玄関アプローチ。インナーガレージの横を通り玄関へ。

外から見た郵便ポスト。インナーガレージの外壁にあり、郵便物の受け取りは、インナーガレージからできるように配置。

照明やカラードアを採用したおしゃれな玄関ホール。

玄関ホールとインナーガレージの間にあるシューズクローク兼室内干しスペース。

無機質なコンクリートがシックな雰囲気のインナーガレージ。

オリジナル無垢床と漆喰で仕上げたリビングダイニング。

キッチンの天井部分は、折り下げ天井に。

背の高い格子塀を採用し、人目を気にせずにくつろげるようにしたリビングと中庭。

外から見た中庭の様子。

反射した模様がおしゃれなトイレ。間接照明を採用することで、落ち着いた柔らかい空間に。

書斎スペース。寝室とは別に独立した書斎スペースは、気兼ねなくzoomなどもできます。

階段の腰壁を利用した本棚。

勾配天井で仕上げたバルコニー。

30代のご夫婦とお子様の新しい住まいです。
自然豊かな街並みの中に建てられたお住まいは、インナーガレージのあるスクエアなシルエットに落ち着いた色味の塗り壁で仕上げた、周囲と調和させた外観です。
南側は住宅街にある大きな公園に面し、西側はゆっくり散策できる遊歩道となっている立地を考慮した間取りになっています。壁に映る遊歩道の木の陰さえも活かした設計は、遊歩道を歩く人々の目を楽しませる効果も生み出しています。

ご夫婦のご要望の一つは、公園や遊歩道があるため、外からの視線を遮りつつ、生活感を出さないように、それでいて開放的で明るい空間にしたいということでした。
インナーガレージを採用された理由には、雨の日でも車に乗り降りする際に濡れないこと、お買い物など大きな荷物の出し入れがしやすいことなど。小さなお子様のいらっしゃるA様にとって、暮らしやすさのメリットを考え採用されました。インナーガレージにすることで、車を停めるだけでなく、趣味スペースにするなど幅広い使い方が出来ます。
インナーガレージが門塀の役割を果たしながら、建物をコの字に配置することで中庭スペースができ、外の視線を気にせず、ご家族だけのプライベート空間を確保することができました。

一見、外からの視線を遮るような閉鎖な印象とは反対に、開放的な室内は丸尾建築のモデルハウスと同じ仕様の漆喰、オリジナル無垢床で仕上げています。
バルコニーの軒天を木目で仕上げることで、外観全体の統一感を出すことができます。より一層街に溶け込む住まいとなりました。

遊歩道からの目線を遮る高さまで塀を設置していますが、格子のデザインを採用することで、閉鎖的にならないよう工夫しています。