maruo's blog 丸尾建築スタッフブログ
2026.6/24
日本家屋の足元
#建築・設計のこと
雨雲レーダーをチェックする頻度がふえてきました。
米文化の日本にとっては恵みの雨の季節ですね。
いろんなお家がありますが、築50年以上前の建物に出会うことが重なりました。
築80年、築100年近いお家の木造の家でも芯があるヒノキの柱や松の梁や杉はまだ全然現役でむしろ味わいとともにまだもう数十年はもつよと語りかけられている気持ちになります。
なぜか、こうした様子を目の当たりにすると感慨深くなります。

写真は蔵の小屋組みの様子です。
当時家の近くの山から伐採してきて、大工さんが建てたって教えてもらいました。
家の上はまだまだ持つのに、足元は湿気からくる腐朽菌や白アリ被害でダメージをうけてしまい、建物の傾きが発生している状態でした。
また別の建物の足元も、延べ石という石の上に建つ柱がダメージをうけて木が瘦せてしまっています。

足元が腐ったり、白アリにやられても、柱が痩せても、大工さんがなおすことができます。
建物が傾いたりしてしまうと大ごとです。
日本家屋には今の新築基準のような気密性も断熱性もないけれど、しっかりなおして性能アップさせることもできます。
今ある建物やそこで暮らしを営んできた家族のストーリーを聞くと、私の胸の中の何かが着火します。
いろんな要素を加味していくとなかなかハードなこともありますが、単になおす修繕にとどまらず、新たな暮らしが健やかに過ごせるようにご提案や工事をしていこうと熱くなります。
ここ、直したいんだけと。
暮らしをこうしていきたくて・・・
等、どんなことでもお話いっぱい聞かせてください。
工務部の秋田でした。
この記事を書いた人
AKITA MASAMI
